北野白梅町の美容院からお酒と髪の毛について

2023/08/17
かみのけ

暑い時期はお酒を飲む機会も量も増える方が多いのではないでしょうか?

 

飲酒と薄毛にはどのような関係があるのか、まずはアルコールが髪にもたらす4つの影響について解説します。

 

影響①髪の成長に必要な栄養素がアルコールの分解に使われる

体内に取り込まれたアルコールは、胃と小腸で吸収され、肝臓でアセトアルデヒドという物質に分解されます。

アセトアルデヒドは、飲酒による頭痛や眠気、吐き気などの原因となる毒性の強い物質です。過剰な飲酒で分解が追いつかなくなると、不足を補うためにアミノ酸が動員されます。

アミノ酸は髪の成長に欠かせない栄養素です。アセトアルデヒドの分解に多くのアミノ酸が必要とされれば、その分だけ髪に行き渡る栄養素が不足しやすくなります。

過剰なアルコール摂取が髪の成長を阻害し、髪が痩せたり抜け毛が増えることは十分に考えられます。

 

影響②薄毛の原因物質ジヒドロテストステロンが増加する

多量のアルコール摂取により、アセトアルデヒドが分解しきれず体内に残ってしまうと、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロンが増加すると考えられています。

ジヒドロテストステロンは、AGA(男性型脱毛症)の原因物質となる悪玉ホルモンです。頭皮に存在する男性ホルモンレセプターと結合すると、抜け毛の指令を出す脱毛因子が増殖します。

飲酒量が多くなればなるほど、薄毛の原因物質が増殖しやすくなるというわけです。

 

影響③糖質の摂りすぎによる血行不良が起こる

過剰な飲酒が原因で気になるのが、お酒やおつまみで糖質を摂りすぎることによる肥満の誘発です。

日本酒・ワイン・梅酒・ビールは、その他のお酒に比べて糖質量が多いです。お酒を飲むとおつまみを食べたくなりますし、勢いで締めの食事を摂ってしまうことがあるかもしれません。

お酒のみならず食事からも糖質を摂取すれば、その分肥満を誘発しやすくなります。中性脂肪が増えると血液循環も悪化しますから、頭皮の血行不良によって髪に十分な栄養が行き渡らなくなります。

影響④睡眠の質が低下し成長ホルモンの分泌量が減少する

過剰な飲酒は、睡眠の質も低下させます。

睡眠中は、髪や皮膚の成長・修復に欠かせない成長ホルモンが1日の中でもっとも多く分泌される時間です。成長ホルモンは、入眠開始から1〜2時間ほどでピークを迎え、その後4〜5時間かけて全身をめぐります。

深酒によって睡眠の質が下がると、成長ホルモンの分泌量が減少します。

適度なお酒が心地よい眠りへ誘うことはありますが、できることならお酒に頼らず入眠できる睡眠習慣を身につけたいところです。

 

飲酒も少しであればいい効果を発揮しますが、飲み過ぎないようにほどほどが良いですね。

 

 

 

 

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