乾燥の季節と共にやってくる、静電気。
髪の毛もまとまらず、困っている人もいらっしゃるのではないでしょうか
1.そもそも静電気って何?
人も含めこの世のあらゆるものは全て、プラスとマイナス2種類の電気を持ち合わせており、通常はプラスの電気もマイナスの電気も同じ数だけ存在し、お互いに均衡を保っています。
しかし、性質が異なるものどうしが触れるとそのバランスをあっさりと崩してしまいます。 この、「プラスの電気とマイナスの電気のバランスが崩れた状態」が「静電気」と呼ばれています。
静電気を帯びている状態はバランスが悪いため、異なる性質のものに触れたり近づいたりすると、バランスを取り戻そうとプラスの電気やマイナスの電気が「放電」されます。
2.静電気の原因①水分・保湿不足による乾燥
静電気が起きやすい環境として、「湿度が40%未満」が目安と言われています。
夏場に静電気を感じたことがほとんど無いのは、湿度の高さに加え、暑さにより身体が汗をかいているため、自然と静電気を帯びにくい環境になっているからです。
3.静電気の原因②服の組み合わせ・ブラッシングによる摩擦
寒くなってくると、ニットなどのほっこりとした素材の服で過ごす方がほとんど。しかし、着替えの時にパチパチと静電気を発生させていませんか?
こういった静電気は、洋服どうしの組み合わせが原因で起こっています。
シワになりにくいポリエステル素材の服に、ウールのニットやナイロン製のタイツなど合わせると、高確率でパチッと静電気が発生してしまします。
また、日常的なブラッシングにも注意が必要です。
髪の表面は、「MEA(18-MEA/メチルエイコサン酸)」と呼ばれる天然の油分のようなもので覆われており、これにより手触りの良さや髪の毛どうしのもつれを防いでくれています。
そのため、ブラッシングを頻繁に行ってしまうとこの天然の油分が摩擦により取れてしまうことも…。
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4.髪の毛への静電気予防方法・対策方法とは?
【髪の静電気予防・対策方法①】お部屋も身体も湿度を保つ!
冬場は湿度も低く、暖房によりどうしても乾燥しがち。身体も髪も静電気を帯びやすくなります。
【髪の静電気予防・対策方法②】髪もしっかり保湿する!
髪の乾燥は、静電気の影響が出るほかパサつきや毛先のもつれなどのヘアダメージにも繋がります! お肌の保湿と同じくらい、髪の保湿にも力をいれて下さい。
そんなパサパサな寝起き髪のまま、アイロン・コテを使ってしまっても、広がるだけで、まとまりません。
流さないトリートメントを使用して、乾燥しないようにしてみて下さい。
その他、こまめにハンドクリームで手指を保湿したり、洗濯の際に柔軟剤を使用するだけでも静電気予防に効果があります。
静電気を気にすること無くお気に入りのヘアスタイルで過ごしたいですね!
2020年1月
1日~6日まで冬期休暇いただきます。
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