今回は頭皮の皮脂についてのお話しです。
シャンプーなどを選ぶ時、「オイリー肌用」「乾燥肌用」なんてラベルを目にした事はありませんか。
自分の肌質がオイリータイプか乾燥タイプか判断するのは難しいと思います。
そんな時は、自分で頭皮の皮脂量診断をしてみましょう。
必要なものは、あぶらとり紙だけです。
あぶらとり紙を用意したら、シャンプーで髪を洗い、ドライヤーで大体8~9割程度乾かし、湿り気を少し残してください。
ドライヤーが済んだら、あぶらとり紙を髪の生え際と、つむじに貼り付けます。
30分程待ち、張り付けたあぶらとり紙に脂が染みてくるようならオイリー肌です。
大体一時間程度で皮脂が出てくれば健全な頭皮であり、二時間以上待っても皮脂が染みてこず、あぶらとり紙が剥がれ落ちるようなら、乾燥肌です。
皮脂の量を気にしすぎて、ごしごしと強く洗いすぎていたり、洗浄力の強すぎるシャンプーを使っていたりする事が多いです。
必要以上に頭皮から皮脂を奪ってしまうと、頭皮が過剰に皮脂を分泌するようになる為、逆効果になってしまいます。
このような場合、頭皮に優しいシャンプーに変え、優しくマッサージするような洗髪を心掛けることにより、次第に過剰な皮脂分泌はおさまっていきます。
乾燥肌の人も原因は似ていて、皮脂を過剰に取り過ぎている場合が多いです。
この場合、刺激の弱いシャンプーで洗い、ドライヤーで過度に乾かし過ぎないなどの対策で、随分と肌質は変わります。
また、オイリー肌でも乾燥肌でも言えることですが、脂っこい食事を摂り過ぎると皮脂は増えますし、逆に脂物を取らなさすぎても、皮脂が少なくなってしまいます。
皮脂の分泌量が少な過ぎると頭皮が乾燥しやすくなり、多過ぎると毛穴が詰まりやすくなります。
自分にあったケアをし、健康な頭皮を手に入れましょう。
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