立冬を迎えましたが、暖かい日が続いています。またいつか裏切られるかもと、上着は常に用意しておかないと、風邪をひいてしまいそうです。
さて今回は、乾燥するこの時期に多い、「静電気」についてです。中には縁のない方もいらっしゃるかもしれません。一般的にはドアノブに触れた瞬間「ビリビリ」と感じるものですが、例えば、髪の毛をブラッシングした時にふあっと浮いてしまったり、服に首を通したら、顔に髪の毛がまとわりつく現象になります。
静電気が発生する状況下では、空気だけでなく髪の毛も乾燥しています。
髪の毛の乾燥が続くと、静電気の発生以外にも、いわゆるハリ・コシ・ツヤが不足してしまいます。さらに怖いのが、静電気の発生が、「抜け毛」につながるという説です。
毛根まで静電気が伝わり、毛の成長を妨げると言われています。もちろんそれだけでは無い原因もあります。
ここでおさらいしたいのは、髪の構造です。髪の毛は三層に分かれており、一番皆様も耳にした事があります、表面にキューティクル、続いて毛皮質、毛髄質と成っており、一番キューティクルと毛皮質に水分や保湿成分が含まれています。
静電気が発生しやすい髪の毛は、つまり表面のキューティクルから水分や保湿成分が流出してしまって、乾燥が進み、傷み、弱っている毛だと言えます。
流さないトリートメントで、髪の乾燥を防ぎ、静電気が起こらないようにケアして下さい。
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